【フードペアリング】碁石茶ブレンド〜フルーティー〜

碁石茶、碁石茶？

知らない方も多いかもしれませんが、碁石茶は高知県大豊町でつくられる微生物発酵を行なったお茶です。

四国では他にも阿波番茶や石鎚黒茶など、発酵茶が集中して残っている地域です。

特に碁石茶は元々茶粥にして楽しまれていたように、

カビによる発酵や乳酸発酵の風味を感じる、酸味や旨味に富んだ、お茶というより出汁のような味わいです。

かなり個性の強いお茶ですが、似たような風味のオレンジワインに親しんだ記憶を辿り、フルーティーな風味とも調和できるはず…と考えて、趣味と意地でつくったブレンドです。

碁石茶の乳酸発酵の風味：棗の甘みでバランスを取り、レモンマリーゴールドの風味に同調

酵母発酵の風味：エルダーフラワーの旨味と華やかさに同調

余韻の風味：茶花とカモミールで滑らかな旨味と甘みに調和

全体：和紅茶とプーアル熟茶で碁石茶の風味に寄り添いながら伸びやかかつ広がりある味わいに

お茶単品でも、食事と一緒でも楽しめます。

焼売やロールキャベツのような肉とねぎ等の香味野菜の甘みが活きる食事にも寄り添ってくれます。

原材料：碁石茶、棗、和紅茶、プーアル熟茶、エルダーフラワー、レモンマリーゴールド、茶花、カモミール

【煎れ方例】

✔️お湯　　　熱湯

✔️湯量　　　200ml（マグカップ1杯）

✔️抽出時間　2分　×1杯

　　　　　→2分半×1杯

                   →3分半×1杯

　　　　　 3煎以上楽しめます。