プーアル熟茶　茶頭

プーアル熟茶の微生物発酵時に、所々塊が発生します。

これを取り分けて製茶されたものが稀に出品されます。

いわゆる「出物」で中々見かけられないのですが、味わいの濃厚さは類稀なものです。

固くて彫刻刀のような刃物を使って葉を削り取らねばならない不便さがありますが、

このおかげで表面以外はゆっくりとした酸化熟成が進むようになっています。

kotohaでも開封済みのものと比較しながら、しばらく未開封のまま熟成を続けている品でもあります。

販売するというよりお裾分けする品といったものなので、

このような品だからこその濃厚かつ凝縮した味わいを楽しみたい方に、

熟成を一年また一年と観察するつもりで手に取っていただけると幸いです。