タイ メーサロン 蜜香紅茶
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春から夏にかけて、花々が咲く時期は野山に様々な香りが溢れています。
草花の香りは人だけでなく虫も引き寄せます。
虫は蜂のように花の受粉を助ける事もありますが、
中には葉等を食べてしまい人にとっては嬉しくない虫もいます。
蜜香紅茶はそれを逆手に取ったお茶です。
お茶を食害する虫としてウンカという小さな虫がいるのですが、
春から夏にかけて暖かくなるにつれて茶葉に流れる樹液を吸いに集まってきます。
ウンカに樹液を吸われた箇所は変色しまうのですが、代わりに甘い蜜のような香りが生成されます。
この樹液を吸われた葉だけを集めて作った紅茶が蜜香紅茶です。
製茶し焙煎・乾燥すると甘い蜜のような香りだけでなく、ドライフラワーや赤紫蘇にも通じる独自の香りが感じられ、妖艶な風味になります。
味わいは渋みが少なく、それが甘みや香りをより引き立てます。
この品はタイ北部の元国民党の方の子孫が多く住む標高1000m程の地で作られました。
茶師さんは台湾出身の方で蜜香紅茶で有名になってきた台湾東部のお茶と比べても華やかな香りは魅力的です。
ウンカに吸われた芽だけを選んで摘むという手間からも、
同様の芽を摘んだ東方美人茶は非常に高価です。
初めての方でも比較的手に取りやすい価格で、蜜香紅茶の魅力を十二分に感じられる品は希少です。
夏は甘みと独自の香りの水出し、冬は熱湯で香りの全力を感じる、一年を通して楽しめる品です。
中には「蜜香しか飲まない」と言って蜜香マニアとなってしまう方も出る独自の風味を、
ぜひ一度ご体験ください。
【煎れ方一例】
1. 熱湯をなみなみと急須やポットに注いで30秒程度置き、十分温めます。
※マグカップに茶こしをセットして熱湯を注いでも大丈夫です。
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2. 10秒程度待ち、お湯を捨てます。
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3. 約4gの茶葉に対し150ml(マグカップ約1杯)注ぎます。
※容量に合わせて茶葉量を調整してください。
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5. 以降は茶器に熱湯を約150ml注いで下記の時間蒸らします。
2分 × 2杯
↓
3分 × 1杯
↓
80℃前後のお湯で8〜10分× 1杯以上
合計4煎以上楽しめます。
【水出し例】
1. 熱湯をなみなみとマグカップまたは急須やポットに注いで30秒程度置き、十分温めます。
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2. 茶葉8gに対し茶葉が熱湯に浸る最低限の熱湯を、マグカップまたは急須やポットに注ぎます。
↓
3. 30〜40秒待ち茶葉を加温・吸水させます。
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4. 水出し容器(800〜1000ml)に茶葉を移します。
↓
5. 茶葉が完全に埋もれて見えなくなるまで氷を入れ、容器に作りたい分だけ水を加えます。この時点で氷が溶け切らないよう水と氷の量を調整してください。
※浄水器等通した水かミネラルウォーターで作った氷がおすすめです。
氷が多いほど甘みを感じやすい味わいに仕上がります。
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6. 800mlなら8〜10時間、1000mlなら10〜12時間程度冷蔵庫に置いて出来上がり。
※1煎熱湯で煎れた茶葉をそのまま移しかえて5.を行なっても水出しはできます。その場合は、味を見ながら6.の抽出時間を延ばしてください。